みのりみらいプラザ
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豊かな地域づくりの
プロデューサー


 ■ごあいさつ

我が国における農業の歴史は古く、稲作の起源は弥生、縄文の時代まで遡るといわれています。以来、日本の気候、風土に適した水田農業は、2千数百年の歴史を持ち、干ばつや洪水と直面しながらも、食料の生産に欠かせない「農地」を耕し、「水」を治めながら、私たちの祖先からの努力の末に、今日の我が国の経済の礎となり、豊かな暮らしを支えてきました。しかし、今日、農村社会では過疎化や高齢化が進み、農業に従事する人々が年々減少する一方で食料の自給率は低下し、日本は世界一の食料輸入国となっています。
また、地球全体では、発展途上国を中心にますます人口が増え続け、地球環境問題とともに、将来の食料不足が心配されます。
21世紀の地球的課題は「食料」「人口」「環境」「エネルギー」といわれています。本資料館は2千年余にわたる農業や農村の歴史を辿るとともに、未来に向かって食料・農業・環境問題について、多くの皆様に考えていただくために開設したものです。
資料館は2階(七〇五.六六m
2)の全スペースを使い、新潟県内の農業・農村の歴史を辿るとともに、未来の食料・農業・農村のあり方について来場者皆さんに考えていただけるような構成になっております。展示は資料、演出、ギャラリー、PRの4つのコーナーに分かれており、農具の実物展示や記録映像・写真の展示またお米を中心に農業や土地改良に関する話題を幅広く紹介しております。また当時の新潟農業の過酷さとそれゆえ待望された土地改良事業について当時の風景をジオラマ化した「芦沼と舟農業」、現在の新潟平野を育んできた先人たちの土地への思いや英知を、映像・音響・照明・環境造形を駆使した複合演出シアターにより、子どもと老人が案内人となり紹介する「ファンタジーシアター」、その他お米や稲作に関する話題を楽しく、わかりやすく紹介しています。
また、平成15年9月より「とちかえるクイズ」と題したクイズコーナーを新たに設置し、総合学習の一環として本資料館を訪れる小学生により楽しく土地改良事業について学んでもらえるような構成にいたしました。クイズコーナーの他にも“米を探せ”ゲーム(原料がお米でできているものを当てるゲーム)や田植えから稲刈りまでの作業を八枚のパネルにし、それを順番どおり並べ替える“米づくり順番当てクイズ”を新設し、小学生をはじめ、一般の来場者の皆様にも楽しみながら学んでもらえるような内容となっております。
この資料館を関係者のみならず地域住民の方々、また小学生の総合学習の場として広くPRし、土地改良の果たしてきた役割、またこれから果たす役割について伝えることができれば幸いです。