十全土地改良区

十全土地改良区の活動

お知らせ

 当土地改良区の管理区域は新潟県五泉市(旧村松町)の南側に位置し、三方を里山に囲まれ霊峰「白山」の山麓を源とした三つの水系(一級河川 滝谷川・五部一川・能代川)から形成された扇状地帯の中に集落が点在している、水稲を中心作物とした田園地帯にあります。
 昭和27・28年度に区画整理事業(約100ha)を実施し10a区画で整備した区域と、昭和57年度から平成6年度まで実施した県営圃場整備事業「村松町南部地区」(約270ha)で30a区画に整備した区域から構成されています。なお、当地域は例年農業用水に不足が生じるため一級河川から取水する農業用水の他、大小13カ所の「ため池」並びに20カ所余りの「揚水機場」を地域の重要な用水源として活用しています。


【写真①】

【写真②】

 地区の一つである別所集落では、集落内を流れる清流『十二川』に多くの水生生物(ホタル・タナゴ・ドジョウ・トノサマガエル等)が生息しており、毎年地元子ども会による「生き物調査」を実施しております。  【写真①】
 また、蛭野集落では名刹『慈光寺』があり特産物になっている銀杏の栽培が盛んで県内でも有数の産地となっています。中には樹齢500年とも云われる巨木も数多くあり、秋になると銀杏の樹木が紅葉し集落全域が黄金色に染まるため、別名『黄金の里』とも呼ばれ、紅葉を楽しむための写真撮影・写生などでも多くの来訪者で賑わっています。その中には農業施設でもある「長仙坊ため池」があり、駐車場・トイレ・遊歩道が整備され堤防にある樹木文字『ぎんなんの里 ひるの』で地元の景勝地PRの一翼を担っています。 【写真②】 

  このような地域財産を後世に守り伝えるためにも、平成26年度からの多面的機能支払交付金事業により、農業者・非農業者・諸団体で構成する『滝谷能代地域 農地・水・環境保全組織』で当土地改良区管内の農地や農業施設を保全するための農村環境保全活動に務めて参ります。

年間行事計画

4月 理事会
5月
6月 理事会
7月 監事会
8月 理事会
9月
10月 理事会
11月
12月 理事会
1月 監事会
2月 理事会
3月 総代会

十全土地改良区概要

理事長 五十嵐 尚文
住所 〒959-1738
新潟県五泉市別所648番地3
連絡先 TEL 0250-58-3809
FAX 0250-58-4876
E-mail juuzen@ninus.ocn.ne.jp
受益面積 田 351.3ha
畑 15.9ha
他 14.3ha
組合員数 371人
設立年月日 昭和27年4月30日
認可番号 新潟県第82号
業務内容 ■維持管理
用排水路、排水路、農道、ため池
■事業実施状況
県営震災対策農業水利施設整備事業「関山地区」 (H25年度完了)
◎多面的機能支払制度 関連団体
  滝谷能代地域農地・水・環境保全組織